TOEFL®iBTテストリスニング勉強法の紹介
■出題問題の構成を把握する■
出題問題構成を把握することにより内容を推理する!
TOEFLibtのリスニングセクションの出願問題の内容は前節で述べましたが、その出題問題の構成が決まっていることは以外と知られていません。リスニングの問題は非常にリーディングセクションの問題と似ていて、その構成を理解することにより効率的に内容把握をすることができます。
レクチャー(講義)の構成:
1)オープニング
教授、または講師がクラスに向かって挨拶を行い、その後今回のレクチャーのメイントピックを発表します。
2)ボディ
最初にオープニングでメイントピックを発表した後、このレクチャーの目的を発表します。
つまりこのレクチャーは何ついてフォーカスしているのか、ということです。
例えば、メイントピックが「宇宙での生命体の生存の可否について」だとすると、レクチャーの目的(フォーカス)は「火星に生命体が存在することができるか」ということになります。
コンクルージョン:
コンクルージョンのみリーディングと違うところになります。
レクチャーが突然終わることもあります。リーディングのように再度オープニングのトピックや目的を発表するとは限りませんので注意が必要です。
カンバセーション(会話)の構成:
1)オープニング
最初に会話をする二人が挨拶を行います。
ここではトピックを話すことはないので、どういった人物がどのような設定で話をしているのか、
ということを確認してください。
2)ボディ
A. ボディでは、会話を行う二人の一人が問題や悩みをもう一人に相談をする形になります。
その問題や悩みごとは何なのか、ということがこの会話のメイントピックになりますので、明確に把握しておくことが大事です。
B. 上記の問題に対してもう一人が答えや解決策を提案します。ここがこの会話の山場になりますので、注意深く把握してください。
コンクルージョン:
通常コンクルージョンは問題の解決策について終わりになります。